UTUWAのブログ

笑いとふざけと、時々、まじめ。

オムライスは好きだけど

相方が好きな食べ物について書いてましたけど、

 

「好きな食べ物なんですか?」

って質問、めちゃ難しくないですか?

 

 

 

好きな食べ物1つだけとか、絞れん!

てか、ほとんどの食べ物が好きな場合、どうしたらいいの!

 

 

と悩んだ経験があるのは、私だけなのでしょうか。。。

 

 

 

 

 

 

 

アラサー世代には懐かしい、

小中学生時代に流行ったプロフィール帳。

 

(今の子たちはおそらく知らないであろう、プロフィール帳。人のプライベートにづかづか入り込み、相手のことを根掘り葉掘り聞くためだけのシート。当時はこれが友達づくりの常套手段。笑)

 

 

 

そこには必ず

「好きな食べ物は何ですか?」の質問があって、

 

 

答えに困った私は、

毎回、定型文のように

 

「オムライス」と書いていました。

 

 

きっと、精一杯の女子っぽさを醸し出したかったのでしょうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな話はさておき、

 

結構前になるんですが、

shame(≒恥)について語る、ある研究者の方の動画を見ていたんです。

 

 

結構自分にとって、はっとさせられる動画だったので、

今日はそれについて書けたらと思います。

 

 

 

 

 

 

その人が言うには、

男性にとってのshameは、「『弱い』と思われること」。

 

女性にとってのshameは、ちょっと長いんですが、

 

『女性はこうあるべき』という理想に沿ってすべて完璧にこなしながらも、

それをなんなくやっているように見せることを美徳としており、

それができなくなることがshameにつながるのだそうです。

(原文ままではなく、まとめてしまったので、私の解釈もはいってますが)

 

 

 

 

この話を聞いたとき、

結構肩の力が抜けた自分がいたんですよね。

 

 

 

仕事もちゃんとやりたいし、おいしいご飯をちゃんと作りたいし、

洗い物とか洗濯も、掃除も、ちゃんときっちりやれないと。みたいな気持ちがなんかあって、

 

完璧な人でありたいというか。

 

 

でもそれを、いっぱいいっぱいでやっているようには見せたくなくて、

スルスル~と、お手のもんですわ~って、負担なくやってのけたくて。

 

でもそれがうまくできないと、ずーん。てなったり、

自分あかんのやないか、とか思ったり。

 

 

 

 

 

動画にでてくる教授は、

この『女性はこうあるべき』という理想のことを、『絶対に達成し得ない矛盾』といっていて、

 

それを抱く女性を、

『絶対に達成し得ない矛盾に満ち、相反する期待に取り巻かれている状態』と表現していました。

 

 

 

なんか、こう、

こんなにも言葉でスパっと表現されると、

 

一瞬ズシィときたものはあったんですが、

 

次第に落ち着いてきて、

ふと自分の状況を、なんだか冷静に客観視していました。

 

 

 

 

 

 

自分の理想って、そもそも本当に自分の理想なのだろうか。

そしてそれが実現できないものなのだとしたら、それを追い求めることで苦しむ意味はなんなのだろうか。

 

それで誰が幸せになれるのだろうか。

 

 

 

 

 

そんなことを考えていたら、

パァっと視界がひらけたような感覚がして、

 

 

自分がそれまで目指していたものに、

なんの価値も見いだせなくなっていました。

 

 

 

 

 

やる必要のあるやりたいこと、やれること。

それを楽しくやったらいいじゃない。

 

やる必要のあるやれないことは、助け合ったらいいじゃない。

 

 

自分ひとりだけの力なんてたかが知れていて、無理なものは無理。

肩の力抜いて、それでいいじゃない。

 

 

 

私はひとりの人間で、

相方も、周りの人たちも、ひとりの人間で。

 

 

みんなひとりひとり自分に責任があって、自分で決めて、自分で楽しむことができる。

 

 

 

じゃあ私も、

まずは自分のことを考えて、自分でできることを

ふつうにやったらいいじゃない。

 

精一杯とか一生懸命は、そうしたいと思うときだけ、そうしたらいいじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを思ったんですよね。

 

 

 

 

 

誰かを頼るのがあまり得意ではなく、

 

よし!自分が!と勢いよく出ていくけれども

それが頓挫したときに、とてつもなく自分に失望してしまう。

 

 

なんだか、わたしは、周りが見えていなくて、

ただのひとりよがりだったなあ。と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、

 

いまのこの状態で、

こんなことを考えていたのだから、

 

もし自分に子どもがいたら、

大切な存在だからこそ、

 

 

自分がなんとかしなきゃって、

もっともっと深刻になっていたんじゃないかなと、少し怖くなったりもしました。

 

 

と同時に、

世の親御さんたちは、どうなのかなと、思ったりもしました。

 

 

 

 

 

 

 

私は子どもを産んだことがないし、

大それたことは言えませんが、

 

 

でも、

例え相手が自分の子でも、

自分ではない、別の個人なわけで

 

自分の頭で考え、

自分の足で歩けるまでに成長をしたのなら、

 

 

一度、自分と切り離してみる。

 

そして、

例え親という立場であったとしても、

 

まずは

自分のこと、

自分だけで完結できることを考える。

 

その自分の掲げた理想は、空虚ではないのか。

本当に自分のやりたいことであり、

実現に向けて一歩一歩確実に進めるもので、楽しめるものなのかと考えてみること。

 

 

 

 

 

それを考えると、

変に力が入りすぎたり、変に何かに駆り立てられることなく、

 

自分を見ることができるのではないかと思ったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

う~ん、

文章にするのことがとても難しく、

 

伝えたいことが伝えられているのかどうか、、、

 

 

 

拙い文なのですが、

 

とにかく言いたかったことは、

 

 

理想は空虚ではないのか。

追いたいと思うものなのか。

よくわかってないうちに、変に自分で背負いこんでしまったものではないのか。

 

 

 

一度立ち止まり、

これらを考えてみると、

なにか見えることがあるのではないかと。

 

 

 

 

 

 

どんな立ち場にいる人だろうと、

まずは自分。

 

自分と向き合うことで、安らぎが生まれて、

きっと、いい方向に進めるんじゃないかと私は思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、今日ほっこりした写真を一枚。

 

 

まいこさんズ(まいこさん+小6の女の子)が休憩がてら公園でアイスを堪能。

 

まいこさんが服にこぼしてしまったチョコミントアイスを、

生徒が一生懸命拭いてあげてるところでした。

 

写真は遠いのですが、みんな笑顔で楽しそうでした。笑