UTUWAのブログ

笑いとふざけと、時々、まじめ。

安部の受験期 #9 「Excellent」

みなさん、ご機嫌よう。

オーラが漏れ出る男、安部です。

 

 

 

さて、今日は先週に引き続き受験期シリーズから安部のセンター後をお送りいたします。

 

 

 

 

 

「ふぅ・・・やっちまったなぁ!」

 

センター試験翌日、僕は学校で丸つけをしていた。

センター試験の自己採点結果を大手予備校に送り、
合格判定(センターリサーチ)を出してもらうためだ。

 

英語(筆記):122/200

英語(リス):46/50

数ⅠA:100/100

数ⅡB:92/100

化学:96/100

物理:89/100

国語:158/200

現社:47/100

 

ま、まさか8割切るとは・・・

英語はセンター形式が苦手だったのでいつも通りだからいいとしても、
数ⅡBと国語、そして特に現社は完全にやらかしたな。

どうやら今年の現社は難しかったらしいが、そんなものは関係ない。

 

結果がすべてだ。

 

 

 

数日後・・・

 

 

 

返ってきたセンターリサーチを眺める。

 

社会がいらない明治まではセンター利用で通ってそうかな。

うーん・・・それにしても筑波はE判定か・・・

ふむふむ、調べた限りでは2次で8割とらないと合格最低点には届きそうにないと。

 

逆に言えば8割とれば受かるのか。

記述なら英語も割と取れると思うから、英語7割・数学9割で合格って感じかな。

 

 

 

うん・・・

 

 

 

めちゃめちゃキツイな、おい!!!

 

 

 

あーどうしよう。筑波に出しちゃいたい気持ちもあるけど、学芸だったらA判定なんだよなー。
このあとボス※と2者面談だし、迷ってるなんて言ったら何言われるか・・・

※ボス:バスケ部の顧問であり、安部の担任でもある先生。坊主頭に髭。死ぬほど怖い。

 

 

 

そして、伝説の2者面談が始まる。

 

 

 

コンコン・・・

 

 

 

安部「失礼します!」

 

ボス「とりあえずそこ座れ。」

 

安部「はい!失礼します!」

 

安部のセンターリサーチの結果と過去の模試の結果をじっと眺めるボス・・・

 

安部「(なんで何も言わないんだ・・・黙ってるときのボスが一番怖ぇんだよ・・・)」

 

ボス「・・・で、お前はどうしたいの?」

 

安部「っ!!!え、えーっと・・・筑波はE判定で学芸はA判定なんで、現実的に考えれば学芸だとは思うんですけど・・・」

 

ボス「違う。俺が聞いてるのはお前はどっちに行きたいのかってこと。」

 

安部「いや、それはもちろん筑波ですけど・・・」

 

ボス「なら決まりだろ。そんな簡単なことも分からなくなっちゃったの?」

 

安部「え?(なに言ってるんだ、この人は?先生なら止めるだろ、普通・・・)」

 

ボス「お前は筑波に行きたいんだろ?」

 

安部「はい」

 

ボス「だったら筑波に出せ。迷うな。」

 

安部「・・・はい!」

 

ボス「分かったら行っていいぞ。」

 

安部「ありがとうございました!失礼しました!」

 

 

 

これにて2者面談終了。所要時間は実に5分。

 

・・・いや、適当すぎん?同級生は最低でも30分はかかってるんですけど!

 

まぁでも・・・それでも・・・ボスの言う通りだな。

 

自分が本気で行きたいと思っているなら勝負すべきだ。じゃなきゃ絶対に後悔する。

 

よし、腹はくくったぞ。

 

第1志望の早稲田も、第2志望の筑波もどちらも修羅の道だ。

 

だけど、やってやろうじゃねぇか。

 

最後に笑うのは俺だ!!!

 

 

 

そうして、2月の私立受験へと気持ちを新たに一歩踏み出すのであった。

 

 

 

 

 

はい!ということで今回は安部が筑波に出願するまでの流れを書いたわけですが、単純にボスがエグい!笑

E判定でも出せって断言するのってなかなか勇気がいると思うんですけどね。

卒業してからボスに聞いたんですけど、どうやら過去の記述模試や定期テストと筑波大の問題の傾向から
2次で勝負できるって思ったらしいです。

ほんまかいな笑

 

それでは、また来週お会いしましょう!