UTUWAのブログ

笑いとふざけと、時々、まじめ。

面接の対策ってなにすればいいの?

岡本です。

UTUWAでもそのうち、

特に大学入試で面接を必要とする子たちを集めて

「面接ゼミ」なるものを開く予定だが、

せっかくなのでここでも面接のポイントを紹介しよう。

高校入試だろうが大学入試だろうが入社試験だろうが、

面接で大事なことは本質的に同じだ。

 

 

面接はおしゃべり

「面接」と聞くと怯える人が多い。

面接をなんかこう、

「お偉いさんからの一方的な質問に、いかに間違えず答えるか」

みたいなミッションだと思ってしまっているというか。

 

まず面接というのはそんな堅苦しいものではなくて、

乱暴に言えば、

「おっちゃんおばちゃん(兄ちゃん姉ちゃん)とのおしゃべり」

みたいなもので、まずそういう捉え方をしてほしい。

 

というのも、学校側が面接をする目的はあくまでも、

「お前はいったいどんな人間で、今まで何考えて生きてきたんや」

を中心に知ることにあるわけで、

ガチガチになったあなたを見たいわけでもなければ、

座り方とかノックの回数とかあなたのお行儀を一番に見たいわけでもない。

おしゃべりをしたいのだ。

おしゃべりして、あなたがどういう人かを見たいだけなのだ。

 

だから、とにかくまず言いたいのは、

普通に会話したらええんやで、と。そんな固くならんでもええんやで、と。

 

 

「一貫性」を意識しよう

ところがですよ、普通に会話するってことは、

ありのままのあなたが出てしまうわけなんですよ。

 

普段から物事を深く考えていて、

論理的にコミュニケーション取れる人ならいいですよ、

そんな人は面接対策なんかしなくても受かりますから。

 

でも、ほとんどの皆さんは、

ありのまま自分なんか出したら、グッバイフォーエバー。

深い思考力なんて一朝一夕で身に付くわけない。

だからなんとかごまかして(?)、

自分を少しでも良く見せる必要があるんですね。

 

手順としては、

① 面接で想定される質問を列挙し、それらに対する答えをつくる

② ①で用意した回答と志願理由書に一貫性を持たせる

③ 実戦形式でひたすら練習

以上。

 

 

まず①。

面接でよく聞かれる質問を参考までに挙げておきます。

これらすべてには少なくとも答えられるようにはなってほしい。

(医学部受験用の内容になっているので、自分の受ける学部に適宜カスタイマイズしてください。)

本学の志望理由・本学の印象は?・医師を志望する理由・何科にすすみたいのか・どんな医師になりたいのか?(理想の医師像は?)・自分は性格的にどんな点で医師に向いていると思うか・一言で言うと、医師に必要なものは何か・大学に入ってしたいこと、学びたいこと・地元の自慢できるところは?・自分の短所・長所は?・好きな教科と嫌いな教科は?・高校時代最も頑張ったことは?・部活動以外で学校で心に残っていることは?・尊敬する人や影響を受けた人は?・受験生活はどうだったか?受験して成長できたか?・最近読んだ本で印象に残っているのは?またその理由は?・最近のニュースで印象に残っているのは?またその理由は?・最近の医療系のニュースで印象に残っていることは?・座右の銘を教えてください・趣味は何か・自己PRしてください

ほんとは具体例を挙げながら、もっと細かいところまで説明したかったんだけど、

面倒くさくなってきたから、また今度にしよう。笑

(早く知りたい方はコメント下さい、ちゃんと教えます。)

 

 

次に②。

答えをつくったらハイ終わり~じゃなくて。

答えと答え、答えと志願理由書に矛盾はないか、きちんと確認しよう。

 

例を挙げると、

「患者さんと密な信頼関係を~」とか

「仲間と力を合わせチーム医療に~」とか言ってるのに、

短所で「私は人と交流するのが苦手です」なんて書いてると一貫性ないですよね。

こういうときは、別の短所にするか、その短所を克服するために

今どのような対策を講じているかを話せるようにして一貫性を保ってください。

 

 

そして③。

②までできたら、あとは練習しよう。

誰かに面接官役をしてもらって、本番さながらの練習をしよう。

作った答えを完コピする人もいるけど、あまりお勧めしません。

それぞれの回答のポイントを端的に言える程度でええかと。

完コピしてしまうと、面接のときにどうしても

「思い出しながら話してる」感が強く目線が上向きになるのと、

自分の回答が質問とズレてしまう恐れもあるからです。

 

また、ノックの仕方とかドアの開け方を練習するなら、

それよりも前に、「笑顔」と「声の調子」を練習しよう。

面接官も(今のところまだ)人間なので、

無表情でぼそぼそ話す人よりも、

明るく朗らかなに笑顔で話す人の方が印象は良いでしょね。

 

「えー」とか「まあ」とかやたら言う人も多いので注意。

ひどいときは「なんかー」とか言うてるからね、あんまり印象は良くない。笑

 

 

以上。

当初書こうと思っていたよりずいぶん減ってしまったが、まぁこんな感じ。

で、ちなみに岡本は当然、面接練習に付き合う必要がなくなるので、

みんなには自分の幸せのために、面接対策しなくても受かる力をつけてほしい。

だからその仕組みづくりも進めています。

これからは今以上に、「表現する」機会が増えるしね。